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04.悪質な 『訪問販売』対策
悪質な訪問販売が増えています。
最近、訪間販売によるトラブルが増加しています。消火器、布団、参考書などの他に化粧品や貴金属、そして住宅リフォーム工事も年々増加しています。特に住宅リフォーム工事は、国民生活センターの消費者生活相談の約8割が訪問販売によるもの。執拗な勧誘、虚偽の説明、強引な契約、ずさんな工事、トラブル時の対応の悪さなど、内容も深刻。会社を確認する、うまい話に惑わされない、などしっかりした対応が必要です。
訪問販売による契約や、その解除に関するトラブルの内容
- 契約、約束が履行されていない
- 契約書や仕様書が交付されていない
- 契約書に契約日や工事内容の記載がない
- 書面に不備がある
- 解約をことわられた
- クーリングオフを回避された
- 高額な解約料を請求された
- 解約料の支払いやその額が納得できない
- 予定になっても着工されない
- 残工事を始めてくれない
- 代金の請求が不当 …など。
悪質業者の手口
- その1) 点検商法
- 点検を装って来訪し、屋根や床下などの工事を勧誘する。
- その2) 騙し商法
- ○○電力、○○ガス、水道局などに関係ある会社だと思わせて契約をする。
「水道局に委託されて給水管清掃に来ました」など
- その3) モニター商法
- モニター価格として安く表示し工事を勧誘する「抽選で選ばれました」
「立地条件が良いのでモデル工事をさせてください」など
チェックポイント
業者が来訪したときに、悪質かどうかを判断するためのポイントをいくつかご紹介します。
- 営業車
- ・会社名が無い
- ・何名も乗っている
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- 書面
- ・契約書がない
- ・クーリングオフの説明がない
- ・即日作成された見積だけ
- ・図面(改修計画表)や工程表が無い
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- 名刺
- ・携帯の番号しか載っていない
- ・会社の住所・電話が記載されていない
- ・会社名を名乗らない
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訪問販売による住宅リフォーム工事にご注意!!
- 契約金額が200万円を超えている
- 60歳以上の高齢者の被害が多い
こんな特徴もあり、国民生活センターに寄せられる相談は年々2割以上の増加で、ダントツです。
どの部位の工事でトラブルが多いか
※素人ではチェックできない部位で多発しています。

(資料:国民生活センター)
訪問業者に対する対応と注意点
- まず「名前」と「目的」を聞きましょう
- その会社は実際に存在するか調べましょう
- 悪戯に不安をあおる話には用心しましょう
- うまい話に気をつけましょう
- 少しでも不安ならはっきり断りましょう
- 見積や図面などの書類はきちんともらいましょう
- 契約する前に家族や知人に相談しましょう
- 契約内容をしっかり確認しましょう(簡単に名前を書いたり、印鑑を押さない!)
- クーリングオフを利用しましょうい
怪しい。おかしい。危ない。と思ったらいつでもお電話下さい。
ご相談の一例
突然業者が来て長い時間契約を勧めるので、押しに負けて契約をしてしまいました。やっぱり解約したいのだげれど何かいい方法ありませんか?
そんな場合の対処の仕方にクーリングオフがあります。
訪問販売などで商品等を購入或いは契約した場合、契約日を含めて8日以内なら無条件で解約できます。ハガキに解約の旨を明確に記入し、簡易書留または内容証明郵便で行います。
訪問販売業者とのトラブルでお困りの方、比較検討や対処法等をアドバイスいたします。
※調停・仲介・解決をするわけではあリませんのでご了承下さい。
- ※商品の仕様・価格は変更になる場合がございます。ご了承ください。
- ※工事のお見積もりは、現地を確認させて頂いた上で、提示致します。