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17.屋根の定期点検と修理
もうすぐ梅雨・・・。屋根の定期点検は、お済みでしょうか?
見過ごしてはいませんか?ご自宅の外壁の痛み。
外壁にちょっとでもひび割れがあると、そこから雨水が壁の内部にまで染み込み、家の土台を腐らせてしまう可能性があります。
屋根のSOS、見落としていませんか?

屋根の傷みによる症状
- 天井のシミ
このように天井や壁にシミが出ていなくても、天井裏で雨漏りが進行していることが多いもの。最近は、雨漏りする建物が減ってきていますが、表面に現れないだけで、案外と天井裏や壁のなかで進行していることも見受けられます。
- 軒先や軒天のシミ・変色
- 案外と雨水を浴びやすい部分が、軒先です。屋根や外壁と違って、雨水対策がされていないことが多いために、雨水を浴びると劣化が進行しやすい部位です。屋根と雨といの位置がズレていたり、手抜き工事で水切り部材が入っていなかったり、などなどの原因でシミや変色が出ている事が多いようです。直接的な雨漏りの原因というよりも、屋根の下地の腐食が進むことで、屋根全体が傷んでしまい、雨漏りにつながってしまいます。
雨漏りを放っておくと下地を痛め、大切な住まいまでも傷めてしまうことに・・・だから!

家を長持ちさせるためには素人療法は禁物。
必要なのはプロの目による点検と、お手入れです。
最近では屋根のプロを養成し、屋根診断制度を整備した屋根材メーカーもありますから、活用するとよいでしょう。建築後10年を経過すると、気づかないうちに相当痛んでいるものです。
定期的な健康診断による早期発見と早期治療が、屋根だけでなく、家全体を長持ちさせます。

【 点検商法 】
- 「近くで工事をしてる者ですが、お宅の屋根がおかしいので見てあげますよ・・・」
- 【 見本工事(モデル工事)商法 】
- 「この近所のモニター(モデル)にさせてもらうので、特別お安くしますよ・・・」
- 【 アスベスト詐欺商法 】
- 「お宅の瓦・壁にはアスベストが含まれているので危険ですよ・・・」
など、診断・点検・或いはメーカー名を名乗る悪質な訪問販売業者が急増しています。
十分ご注意ください。
最近の金属屋根事情!
ガルバリウム鋼板って?
- 最近、素材感や性能に惹かれてガルバリウム鋼板が住宅外装材に使用されることが増えてきました。ガルバリウム鋼板は1972年にアメリカで開発された溶融亜鉛55%アルミニウム・亜鉛めっき鋼板です。溶融亜鉛めっき鋼板の3~6倍以上の耐久性があり、主成分がアルミニウムであるため、耐熱性・熱反射性にも優れた特性があります。ガルバリウム鋼板のめっき層では、アルミニウムが凝固し、亜鉛はその層間に結晶断面を形成します。亜鉛のもう犠牲防食作用とアルミニウムの持つ耐蝕作用とがバランスよく作用し、鋼板を錆から守ってくれるのです。


ガルバリウム鋼板だから
静か!「防音・防振加工」
- 屋根材の裏面は、硬質ウレタンフォーム(ノンフロン)を吹付ているので気になる雨音が軽減されます。
さらに断熱効果も抜群。
- 暑くない!「省エネにも貢献する断熱材一体型」
- 錆びにくい!「サビに強い素材と独自の工夫がいっぱい」
- サビに強いガルバリウム鋼板にさらに高度な加工技術で、立体成型屋根瓦ながらハゼ掛け嵌合方式を実現し、本体の釘打部分を仕上げ面に露出させません。また、本体同士の横継ぎ部分も折り返し加工して、切り口が仕上げ面に出ないように工夫してあります。

- 商品の仕様・価格は変更になる場合がございます。ご了承ください。
- 工事のお見積もりは、現地を確認させて頂いた上で、提示致します。